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蘇生するユニコーン | 平野真美 | 腰椎〜尾椎、後肢

腰椎〜尾椎、後肢

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骨格がひとまず完成しつつある!

前回の「前肢の骨2」の更新から、
・腰椎、仙椎、尾椎
・寛骨、大腿骨、腓骨・脛骨、足根骨、第3・4中足骨、第1趾節種子骨、第1~3趾骨
以上の骨をとにかく作り作り作り続けて、型取りして樹脂を流し込み成形、ばりを取ったり表面を整えたりして落ち着いた。(画像は少し前のもので、この画像から寛骨が増えたり腰椎のサイズがおかしかったので作り直したりした。)

私がここでいう「骨を作る」とは、「骨の形を作る」ということで、
今後作ることになる内臓、例えば大腸だったら大腸外側の形と、中を空洞にして内面の形を作る、ということはするけど、人工生命の研究みたいに細胞レベルでどうこうとかそういうことはしない。
なぜかというと、私はあくまでこのユニコーンを「物」の集積によってできた生命としたいからで、「物の身体」に一番興味があるからなんだけど、それが何故なのかはまだはっきりと分からない。今は、その形をした「物」が集まってできる身体と、それを動かすことによって生まれるかもしれない生命に対する興味が強い。

制作に使用している素材は、樹脂やラテックスやシリコンなどのゴム。どれだけユニコーンの身体を作っても、それは「物」以上のものではなく、だからこそ私の制作作業や「ユニコーンを蘇生させることによって、失った希望や幻想も蘇らせる」という行為、業の愚かさや滑稽さが際立つだろうと思う。

そしてさらに興味があるのは、このユニコーンを作り終えたあと、その物の身体がどう生き、どう死んでいくかということなんだけど!

9月に池之端にあるEXPOの鴻池さんと話したときに教えてもらった、「(可塑剤の)移行」のことが気になり続けている。他にもイタリアのラ・スペコラ美術館やプラスティネーションについても教えてもらって、いくつかの骨格模型もお借りしてしまった!鴻池さんとさなさんとは「保存と再現」を出展した2年前の藝大修了展で初めてお会いして、それから久しぶりに沢山お話できて本当に嬉しかった。

これを書いている今は10月初めで、今は骨同士を接続するための軟骨と靭帯を制作している。10月は靭帯と、内臓の原型をやる予定。

せっかくなので作った骨のリストを以下に記しておく。
足りない骨があったらこの先靭帯や筋肉を作るとき気付くと思う。
なにはともあれ、9月中に骨格がひと段落して良かった!

・頭蓋骨
・第1~7頚椎
・第1~18胸椎
・第1~6腰椎
・仙椎
・尾椎
・第1~18助骨
・助軟骨
・胸骨
・肩甲骨
・肩甲軟骨
・上腕骨
・尺骨、橈骨
・手根骨
・第2~4中手骨
・第1指節種子骨
・第1~3指骨
・第3指節種子骨
・寛骨
・大腿骨
・腓骨、脛骨
・足根骨
・第3~4中足骨
・第1趾節種子骨
・第1~3趾骨
・第3趾節種子骨

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